ワークショップレポート 第2回 プロの仕立てが学べる “スマートミニ財布・名刺入れ”
7月26日(金)28日(日)
一級革小物職人の吉川信和先生と、わたくし高橋法子主催の 「一級サンプル職人×女性クリエイターが教える財布と鞄の教室」で、前回ご好評いただいた、 「スマートミニ財布・名刺入れワークショップ」の2回目を開催いたしました。
今回も素敵なお財布がたくさん出来上がりましたので、ぜひご覧ください。(^^)/
工程は、1回目のブログに詳しく書かせていただきましたので、今回は美しい作品をじっくりご紹介したいと思います♪
今回、最も人気の高かった革「ストライプ」。
黒とシルバー箔がプリントされたクールビューティーな革でした。
これを選ぶ人はそんなにいないかもしれないなぁと思っていたら、あーらびっくり。
大人気であっという間に売り切れになってしまいました。
同じ革でも、裏地とステッチの色を変えて作ると、ぜんぜん違う雰囲気の作品が出来上がります。
ステッチの色が違うと、革の色すら違って見えるくらいで、面白いんですよ~
お友達同士、裏地とステッチの色を変えて作られた方。
最強の配色、レッドを組み合わせた方。
同系色の黒を組み合わせて、徹底したモノトーンにされた方も。
どなたも表の革に負けないくらい、裏地も個性的な作品に仕上げてくださいました。
かわって、シックなグレージュや、
スモーキーなブルーグレー。グレー系にはピンク色がとても合いますね。
ところで、このブルーグレー×ピンクって「ダンボ」を思い出しませんか?
配色に困ったら、ディズニーのアニメを見てみるのがいいかもしれません。
ステッチワーク。
こんなに細いのにすごい威力で、シックな色がこんなかわいい雰囲気にも、ダンボにもなるんですよね。
ステッチについては、こんなうれしいレビューもいただきました。
「とても質の高いワークショップで、初めて知ることも多くとても楽しかったです。革のステッチがこんなにも素敵だなんて😊 集中して作業もでき、機会があえばまた参加したいです。 丁寧なご指導ありがとうございました。」
そうなんです。
革のステッチ☆彡 やってみたらはまる人、きっといっぱいいると思いますよ。!(^^)!
サーモンピンクのゴートレザーは、
お二人ともステッチ糸は同色を選ばれましたが、
裏地は黒と、
シルバーの色違い。
双子の、強くてかっこいいお姫様と、優しくておしとやかなお姫様という感じですね~
かっこいいお姫様を作って下さった方は、前回も来て下さり、その時もピンクと黒の素敵な作品を(長女ですね)作られました。
今回こんなレビューもいただいたので、うれしくて~
「実は今回、2回目です。前回とても丁寧な仕立て方を楽しく教えていただけたので、また参加させていただきました。2回目といってもやはりいろいろ忘れていたけれど、先生方に丁寧に教えていただけて、有意義に作らせていただきました。またの機会に参加させていただきたいと思います。本当にありがとうございましたm(_ _)m」
こちらこそありがとうございました。
ネイビーにピンクの配色は、仕事も出来るけど女らしさも忘れない、知的な女性のイメージ。
こちらのネイビーは、旦那様へのプレゼント用ですって♪♪♪
ステッチはグリーンで裏地はブラウンです。
もうっ、こんなお財布、絶対に世界のどこにもないですよねっ
旦那様がうらやましい~~~
アイボリーにストロベリーの組み合わせ。
いちごのショートケーキみたいでスィートな配色ですね。
甘~い雰囲気が美味しそうで、ストライプの赤い裏地と同じ色とは思えませんでした~(笑)
同じアイボリーでも、こちらの裏地はヒマワリ色でステッチはピンク。
この組み合わせはヒナギクのお花のようで、何ともいえず可憐な色合わせでした。
真っ赤に黄色のステッチ。
なんだかお日様みたいで☀作られた方の明るい雰囲気にぴったりの作品でした。
ディープパープルは、実際の革が思ったより暗い色だったとおっしゃっていましたが、
黄色のステッチで作ってみたら、イメージががらっと変わって自分らしく仕上がったとの事。実際にとってもお似合いでした。
紫にイエローのステッチ、とてもきれいです~
裏地も黄色系。ホックもきれいなゴールドです。
最後に、額縁つきのベージュのクロコダイル。まるで手帖のような名刺入れ。
実はこの革は、準備段階で縁取りをつけた方が良いと判断しましたので、許可をいただいてデザイン変更させていただきました。
こちらの2人はお友達。
仲良しで共通点はあるんだけど、性格はぜんぜん違うのよ♪ って言ってるみたいですね(*^^*)
ステッチはお揃いのピンクだけど、裏地は違う色。
このお財布みたいな、素敵なお二人でした。
不思議ですねー
やっぱりどの子も作った方の魅力がそのまま形になっていて、本当にかわいくて。
考えてみれば、物を作るというのは、それ相当の時間が必要で、
想いや気持ちを込めて、きちんと向き合って、大切に大切に時間をかけて作っていくと、そんな不思議な結晶作用を起こすのかもしれません。
暑い中ご参加下さったみなさま、素敵な時間をありがとうございました。
またそうした大切な時間を、皆様と一緒に過ごせますように。
私たちのワークショップは不定期に開催しております。
スマートミニ財布ワークショップにご参加いただけるようでしたら、お問い合わせからご連絡くださいませ。
- この記事が気に入ったら「いいね!」しよう!